
豪雨リスク激増を日本人に気づかせない、「3つのタブー」の存在
https://diamond.jp/articles/-/242725?page=4
一部抜粋
次に、これもあまり知られていない2番目のタブーがあります。実は、温暖化による気象災害には地域差があるのです。
はっきり言えば、日本の西半分が危ないことが温暖化の研究者によって予測されており、
現実に死者の多い豪雨災害は中部地方以西に圧倒的に多いのです。
本当は、日本の西半分よりももっと豪雨災害が増えるのがお隣の中国の南半分で、
そのため三峡ダムが危ないのではないかという別の予言がありますが、この話は本稿では割愛します。
とにかく、温暖化で海面温度が上昇することにより、前線が従来よりも南に抑え込まれて、
結果として豪雨災害は西で起きやすくなります。ここまでが科学的事実なのですが、
そんな話が広まると自治体から不動産業界まで、西日本の関係者はいい気持ちがしないものです。