>>18 デンマークはスウェーデンとは違う
■移民を「島流し」するデンマーク政府の神経
https://toyokeizai.net/articles/-/255131 .
「デンマークに彼らは必要ない。そのことを思い知ることになるだろう」とストイベアー移民相はフェイスブックに書いた。
.
デンマークの中道右派政権と右翼政党のデンマーク国民党は、100人もの外国人をバルト海に浮かぶ小島リンドホルム島に収容する計画で合意したと発表した。
対象となるのは犯罪歴があって難民申請を却下されたものの、本国に送還できない外国人だ。
.
外国人は、1日に1回はセンターへの出頭が義務づけられ、それを怠ると収監されるという。
「フェリーの便数は最低限まで減らすつもりだ」と、国民党の広報担当者は地元テレビ局に語った。
「できる限り手続きを煩雑にして料金も高くするつもりだ」。
.
ラスムセン首相は、難民受け入れの目的はデンマーク社会への同化ではなく、
あくまでも出身国に帰れる日まで世話をすることだとの政府の立場を明らかにしている。
「実際に定着してしまった家族に帰国しろと言うのは容易ではない」と、首相は与党の会合で述べた。
「だがそれは正しいことだ。難民の移民化は止めるべきだ」。
■「非西洋」出身者は「悪い人間」? デンマークの移民政策の実態
https://mainichi.jp/articles/20250114/k00/00m/030/152000c パキスタン出身のアスラムさん(58)は30年以上住んだ家を追われた。
デンマーク政府がこの地区を「非西洋」出身者の割合が高い「ゲットー」と見なし、
その比率を下げることを目指して再開発したからだ。
.
デンマークは60年代、他国同様に労働力を確保するために積極的に移民を受け入れた。
アスラムさんは75年、すでにデンマークで働いていた父を追い、7歳で母や兄と入国した。
成人してからはタクシー会社などを経営してきた。
.
だが、ある政策が生活を一変させた。
デンマーク政府は収入や教育レベル、失業率などで基準を満たさない住人が一定割合以上いる地域を「ゲットー」と名付け、状況改善を目指すことにした。
.
その判断基準に「住民に占める『非西洋』出身者の割合が5割を超える」ことも入っていた。
EUや米豪など一部の国以外の出身者が「非西洋」に位置づけられる。