新型のコロナウイルスに感染した疑いのある乗客がいるとして日本政府などが入港を認めなかった香港発のクルーズ船、「ウエステルダム」について、国土交通省は船に乗る日本人の乗客・乗員合わせて5人と電話で連絡が取れたことを明らかにしました。
それによりますと5人の体調に問題はなく、これまでのところ感染の症状はみられないということです。
ただ「ウエステルダム」は、現在、南シナ海を南西に航行しているということですが、寄港地が決まったという連絡は入っていないということです。
国土交通省によりますと、現時点で今月中に国内に入港する予定のクルーズ船は、外国船籍と日本船籍の合わせて3隻あるということで、運航会社や国内の代理店などを通じ、乗客や乗員に発熱などの症状がないか情報収集を行っているということです。https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200210/k10012279701000.html
