初めて見る方に、円山動物園のマレーグマ ウッチー 虐待死の概略
6月16日ウッチー(♀30歳超 日本最高齢の絶滅危惧種)とウメキチ(♂5歳)、及びハッピィ(♀8歳)の3頭同居が始まった。
(因みにマレーグマの3頭同居は世界中で成功例がないのに、思いつきで決行。)
この日ウメキチはハッピィから攻撃され、ストレスをためる。
6月20日にウッチーがウメキチと初めて2頭だけで同居させられる。
ウッチーは繁殖能力もないし既にのんびり余生を送っていて、とても健康だった。
ウッチーは、同居小屋の棚に並べられた、大好物の美味しいフルーツのおやつを見つけて、
ただただ嬉しくて駆け寄っていき、ウキウキと「どれにしようかな〜」と選んでいた。
その時にウメキチも同時にやってきた。ウメキチはウッチーにちょっかいを出したがウッチーはおやつが食べたい。
頭にきたウメキチはすぐにウッチーを襲う事を決行。
(通常は慣れていないクマ同士の争いの元になるので、食料を並べて置くことはしない。)
それまでウキウキ気分だったウッチーに一気に地獄の時間が訪れる。
この日に大けがを負い、肋骨4本の骨折もおそらくこの時。
ウッチーは以後、同居小屋ではない、自分&ハッピーの寝室内でも、元気のない日々を送ることになる。
ウッチー、ウメキチに痛めつられて大けが
http://polarbear1.exblog.jp/21891041/ なぜ当日ウッチーが攻撃を受けているのに止めなかったのかについては、所定の同居予定時間(1時間)があったからとの回答。
肋骨が4本折れていたが死亡当日に折れたものではないとの死亡報告なので、6月20日に折れた可能性大 。
でも飼育員も獣医も余裕で見逃し、その後も同居させていた。
以後は、6月26日 7月6日、24日と計5回「生き地獄の日」が設けられた。
6月20日に大けがをして、心配した市民の声に、「飼育担当者が裏でこっそり様子を見ていますのでご安心ください」との張り紙