【ソウル聯合ニュース】韓国銀行(中央銀行)が3日に発表した7月末現在の外貨準備高は3837億6000万ドル(約42兆4900億円)で、前月末に比べ31億9000万ドル増加した。5カ月連続の増加で、3カ月連続して過去最高を更新した。
韓国銀行は外貨資産の運用益が増えたことに加え、米ドル安でユーロや円などドル以外の外貨建て資産のドル換算額が増加したためと説明した。
内訳を見ると、有価証券が3545億5000万ドルで前月比22億9000万ドル増加した。預金は193億8000万ドルで6億2000万ドルの増加。国際通貨基金(IMF)特別引き出し権(SDR)は32億9000万ドルで2億9000万ドル増えた。
IMFリザーブポジションは17億3000万ドルで2000万ドル減少した。金保有は2013年2月から変動がなく、47億9000万ドルとなっている。
韓国の外貨準備高は6月末時点で世界9番目の規模だ。1位は中国の3兆568億ドルで、日本(1兆2498億ドル)、スイス(7724億ドル)、サウジアラビア(5007億ドル)、台湾(4419億ドル)、ロシア(4122億ドル)、香港(4080億ドル)、インド(3865億ドル)と続いた。
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