>>1乙
発売予定
8/2 顔のない肖像画(実業之日本社文庫)※復刊
8/4 小さな異邦人(文春文庫)※初文庫化
放送予定
9/4〜 ドラマ「隠れ菊」(BSプレミアム 毎週日曜22時 全8回予定 観月ありさ主演) 新品で手に入る連城作品
【光文社文庫】「戻り川心中」「夕萩心中」「変調二人羽織」「青き犠牲」「白光」
【ハルキ文庫】「宵待草夜情」「造花の蜜」
【宝島社文庫】「夜よ鼠たちのために」
【新潮文庫】「恋文」
【文春文庫】「私という名の変奏曲」
【幻冬舎文庫】「明日という過去に」
【集英社文庫】「隠れ菊」「美女」
【双葉文庫】「誰かヒロイン」「人間動物園」「流れ星と遊んだころ」
【講談社文庫】「連城三紀彦レジェンド」
【単行本】「小さな異邦人」「処刑までの十章」「女王」
明日という過去には現役なんだな
あまり語られないけど書簡ミステリーの秀作
>3
こんなにあると思うべきなのか。
これしかないと思うべきなのか。
>1
スレ建てお疲れ様です。
>>1
乙
文春、復刊してくれるのは嬉しいんだが暗色もベルリンも絶版なのか…
なんとなくピンと来ない表紙だから仕方ないけど。
>>7
>>2に最近の情報まとめてあるのでどうぞ。 で、でたーww解説から読んでネタバレ見ちゃう奴www
何がおかしいのかさっぱり…
確かに笠井潔の名前があったら先に読まないけど。
おおお、まだ隠し玉が…!
こうやって亡くなっても読者を引きずり回し続けるとは
おっしゃああああああ!!!
ブックポータルの刊行予定掲載からずっと待ってた(ノД`)
そういや、わずか一しずくの血って連載してたの実業之日本社の雑誌だったんだな。
顔のない肖像画復刊は元々刊行されていた実業で出して
わずか〜が文春に行ったのがちょっと謎。
虹のような黒も気長に待っていればそのうち来るかも?
連城さんが亡くなってからファンになった身としては連城作品が連続して発売されて幸せです
没後尽力してくれてる関係者様達ありがとうございます
『わずか一しずくの血』の書影きてるな
https://www.amazon.co.jp/dp/4163903011/
連城三紀彦、幻の名作がついに単行本化!
薬指に結婚指輪をはめた左脚の白骨死体が山中で見つかり、
石室敬三とその娘は、その脚が失踪した妻のものだと確信する。
この事件をきっかけに、日本各地で女性の身体の一部が発見される。
伊万里で左腕、支笏湖で頭部、佐渡島で右手……それぞれが別の人間のものだった。
犯人は、一体何人の女性を殺し、なんのために遠く離れた場所に一部を残しているのか?
壮大な意図が、次第に明らかになっていく。
埋もれていたミステリー長篇が、二十年の時を経てついに刊行!
連城ファン待望、必読の一冊です。 浅木原さんのガイドブックでは、あまり高い評価はされていなかったので、
期待値低めで読んでみる。
『処刑までの十章』が10月に光文社文庫から文庫化の模様
各社示し合わせたような刊行ラッシュだな
全集出してもおかしくない作家さんだと思うんだけど
もっと長生きして本書いて欲しかったなぁ
そもそも傑作なら今まで塩漬けにされてないはず
期待せずに読む
連城さんが出来が悪いからって事でなかなか出したがらなかったんじゃないの?
加筆修正する前に亡くなっちゃったとか
山田風太郎なんかが顕著だが、作者自身が低く評価してる作品と
それに対する読者の評価って食い違いがあったりするからな
山風や連城さんみたく地力が高かった作家ほどそうで、何を書いても
ある程度のレベルは保持できる実力があるから、読者からしてみれば
死後に出た作品が、なんでこれが未発表だったのか理解できないっていう
『人間動物園』や『流れ星と遊んだころ』も雑誌掲載から単行本出るまで5年以上かかってるし、
単純に母親の介護で忙しくて加筆修正に手が回らなかったんだろうな
隠れ菊って柴田錬三郎賞受賞作というから
てっきり時代劇かと思ったら
そんなこともなかったぜ
柴錬賞は直木賞の次のステップの賞
これを取る作家は直木賞以降の作品も評価されてるということだし
直木賞を経ない場合は既にその段階を越えてると見なされてる
そういえば連城作品って明治・大正の話はいろいろあるけど
江戸時代より前の時代が出てくるのは『女王』ぐらい?
ステップ?
そうなのか
それは知らなかった
ありがとうな
でも受賞者見ると
柴錬の作風とは関係ないな
連城さんに時代小説を何作か書いて欲しかった気もするけどね
あまり戦国にも江戸時代にも興味無さそうだった
>>31
女王とは卑弥呼のことらしいな
その頃何かがあって現在も女性天皇はタブーになっているという事だ 厳密には時代小説と言えないんだけど、江戸以前の中世(?)が舞台の作品があるにはある
『たそがれ色の微笑』に所収の短編「風の矢」
主人公がキツネっていうので驚いた。
ミステリーとしても面白くてまた驚いた。
読んだときは嬉しかったなあ。
>「風の矢」
連城もそうだったけど乙川ももっとメジャーになりそうだけどな
吉川新人賞→直木賞→柴錬賞と順調に受賞してたから
もっと生きてれば吉川英治文学賞取ってたかもな
浅木原忍の連城ガイドブックが、論創から出るようだね。
改定があるなら、購入を検討したい。
ありがとう。1200円が2500円になるだけの増補ならいいのだけれど。
リンク先の論創詳細によると処刑〜の論などがプラスされているらしい。
残りの未単行本作品、論創で単行本とかは無理かな…
>>37
遅レスで失礼します
この話、大好きです
いつも最後に泣いてしまう… >>46
12月に入ったけど予定のままで詳細な発売日出ないね 小さな異邦人、長らく有名な表題作しか読んでなかったんだが、
ちゃんと全部読んでみたら、他の収録作も傑作ばかりじゃん!
紫の傷とか美女とか、中期のわりと評価の高い短編集以上の
クオリティだと思う
これ、編者の目利きに対しても大いに拍手したい
埋もれてた中から、ちゃんといい作品ばかり集めたんだなと
>>52
小さな異邦人の収録作は特に選りすぐりってわけじゃなく、
『夏の最後の薔薇』に入った連作が終わったあとに、
連城がオール讀物に発表した作品を全部集めただけだよ
黙って発表順に揃えただけで傑作揃いになるのが連城の凄みだと思う そうだったのか…
恐れ入谷の鬼子母神とか言い様がない
真相の衝撃度でエス君に匹敵するのっていったら
「花緋文字」(『夕萩心中』収録)
「花虐の賦」(『宵待草夜情』収録)
「夜よ鼠たちのために」(『夜よ鼠たちのために』収録)あたりかな
長編だと『終章からの女』を推す
「過去からの声」はぶっ飛んだな
これは長編のトリックとして使って欲しかったぐらい
綾辻行人が贈る物語で選ぶだけのことはあるな。>>過去からの声
出だしから文章が丹念に書かれていて何度読んでも飽きない。
>>65
語り手はただ事件に関して口を噤むと決めただけで
別にそのメ欄のことはしてないと思う
そういや連城作品って語り手が気付いた真相を公表しないで終わる話が多いような >>66
連城はラスト数行で覆るってイメージを勝手に持ってたから、これは何か読み落としてて理解出来てないのかなと思ってしまった
この本は他読んでみたら3分の2ぐらいの所で真相がわかってあとはその後の話みたいなのが多いな
あんまりズガンとは来ない 過去からの声、語り手が真相に気付いた理由も述べられてて上手く作ったなと思ったけど、話自体は同じアイディアのものがありそうな感じがした。ないのかな?
「メビウスの環」とか「奇妙な依頼」とか“最後の真相”すら信用できない
文春で恩田陸が21世紀ベストミステリーの8位に小さな異邦人を入れてたな
美女読んだけど喜劇女優 夜の二乗 夜の右側は傑作だし砂遊び 他人たちも面白かった
Amazon評価がこんなにも低い理由がわからん
美女読んだけど喜劇女優 夜の二乗 夜の右側は傑作だし砂遊び 他人たちも面白かった
Amazon評価がこんなにも低い理由がわからん
>>68
亀だが、小松左京唯一の(たぶん)SF要素一切なしの
純粋なミステリー「共喰い〜ホロスコープ誘拐事件〜」
が、ちょっと近い
ちなみに同じ短編で、こっちの方が数年早い
似てるといってもあくまでちょっとだけどね
超変化球な(メル欄)誘拐事件って点で SFならエスパイ
ミステリなら美女
71が二度書く気持ちもわかるぜ
小松左京と連城三紀彦といえば
デビュー当時の連城が幻影城でのアンケートで
国内ベスト3に小松左京の「時の顔」を挙げてるな
あと2つは松本清張「装飾評伝」と岡田鯱彦「薫大将と匂の宮」
図書館で「小さな異邦人」を借りてきた。
読むのが楽しみ。
図書館で借りたというと血迷う人もいるので、買ったと言う方が無難。
「この貧乏人が」とか言い出す奴は見たことある
DVDをレンタルしたって書いた場合でもある
要するに、隙あらば何かしら罵りたいってやつです
でも生涯独身だったからなあ…
ご両親も亡くなってるし(御母堂はわりと最近まで生きていた)、
天涯孤独の物故作家の死後に出た本の印税って
どこにゆくのかね
まあ、もしかしたら兄弟はいるかもしれないが
兄弟もいなかった場合はどうなるんだろ
出版社丸儲け?
>>79だけど、近くの本屋では売ってなかったんだ。
だから図書館で借りた。 >>85
何人かはわからないけど、お姉さんがいらっしゃると何かで読んだ記憶はあるので、ご存命ならばそちらに印税が行きそうな。
ところで、尼にアップされてるガイドのレビュー、えらいボロカスにくさしてるんだが、何なんだろうあれは。私怨か? >>88
ガイドについての感想も書いてないし、読んでないんじゃないの?
私怨だと思う。 ネット上には一度も面識が無い人間でも一方的に憎んだり出来る
ふしぎな人がたくさんいるしねえ
ガイド本購入された方、内容の方はいかがでした?
値段が張るので迷ってます。
連城初心者でこれから読む順番なんかを考える参考になるかなと思ってるんですが。
オススメですか?
連城三紀彦レジェンド第二集の収録作
「ぼくを見つけて」
「菊の塵」
「ゴースト・トレイン」
「白蘭」
「他人たち」
「夜の自画像」
読解力の無さから未だに流れ星と遊んだころのトリックが理解できないンゴ…
>>95
一集目に比べるとミステリー的にはやや小粒かな…
小説としてはどれも一流だけど 昨日の朝日新聞(27面)の「この一冊に出会えたから」って記事(読者アンケート)に「私の叔父さん」と回答してる人が居た
>>52
俺も表題作しか読んでなかった。
いいこと教えてくれて、ありがとね。 本屋立ち読みでも良いのでこの板の住人のガイド本に対する評価を知りたいです
>>102
それでも殆ど内容は同じはずなのでお願いします
どうでしたか?(まさかひどい? 横だが、俺個人としては結構な労作だと思う
何より作者の若さに驚く。同人版を作った時はまだ28、9歳だし
ミステリーへの知識と考察が年配の専業評論家と比べると浅いって
批判もあるみたいだが、プロの物書きではないことと年齢から考えると、
充分頑張ってる方だと思う
実際、唸らされる論評もたくさんあった
そして論評部分以外にも、未読の作品で面白いものを探すガイド本としては
充分使える
>>104が書いてくれたのとほぼ同意見
「造花の蜜」についての考察(ネタバレあり)は目から鱗が落ちた すみまてん、連城先生の作品て怪奇性の強いものを教えてくたたい
何て何て無視すまつの?
決して怪しいものてはありまてん
たた連城先生の作品のお話をしたいたけなんてつ…
とうして…とうして…
いつも僕はかり除け者にして…
僕のとこかいけまてんの?
コテ外して、なおかつそのキャラやめて素の文章で書いたら教えてやる
皆さん、馬鹿を相手にするレスもどんどんNG登録していこう
ε⌒ ヘ ⌒ヽフ ブヒ。
( ( ・ω・)
しー し─J このスレで可愛い中学生の少年は見かけませんでしたか〜?
「顔のない肖像画」と「紫の傷」の二冊ってあまり話題にならないけど
傑作揃いじゃね?
短編集としては世間的な評価の高い夜鼠や戻り川よりも好きかもしれない
これらに入ってる初期作品と違って叙述トリックを使ってる作品が少ないし
キャリアを重ねてからの作品だから小説としてこなれてる感じ
初期作品はアイデアは凄いけど傍点を多用しすぎてたりとか、
荒削りなところもあったし
それと連城さんってどんでん返しの鬼ってだけじゃなくて、
サスペンスも本当に上手いなんだなと改めて思った
ページをめくらせる手を止めない技術も凄い
花葬シリーズとかだとあまり発揮しなかった技術だったんで、
そういうのを堪能するならこっちだなと
>>119
その2つ俺も好きだわ
顔のない肖像画は夜よ鼠たち〜と同じ系譜だと思うけど夜よ鼠たち〜よりインパクトは薄いけどより洗練されてる感はあるよな
夜のもうひとつの顔 紫の傷からは眼の中の現場は傑作だわ レジェンド2で連城三紀彦初体験(1が本屋になかった…)
仕掛けやどんでん返しよりも、流れるような文章の美しさや豊かな描写力に惹かれた
特に『白蘭』は最高だった
これからいろいろ読んでみようと思う
スレの流れとは関係ないが私のおじさんで抜いたわ
今年これ書き忘れてて年が変わる前に気づいて危なかったわ
☆ 私たち日本人の、日本国憲法を改正しましょう。現在、
衆議員と参議院の両院で、改憲議員が3分の2を超えております。
『憲法改正国民投票法』、でググってみてください。国会の発議は
すでに可能です。平和は勝ち取るものです。お願い致します。☆☆
祝 生誕70周年
今年は没後5年でもありますね。早い……
連城さん読んだことないのですが、レジェンドという短編集を注文しました。入門に良いとのことなので!皆さん宜しくお願いします。
最近復刊とか文庫化とか結構増えてるんで読んでみて気に入ったらよろしくね
>>127
もし気に入ったら、花葬シリーズは是非読んでみてほしいです。
戻り川心中と夕萩心中、どちらも素晴らしいので。
私は夕萩心中の中の花緋文字に衝撃を受けてどっぷり連城さんにハマりました。 短編集
戻り川心中 宵待草夜情 変調二人羽織
夜よ鼠たちのために 夕萩心中 美女
長編
白光 造花の蜜
ベタなチョイスだがこれらはおすすめ
新品で手に入るし
「喜劇女優」って最近やたらに好評だけど、俺にはいまいちピンと来なかった。
皆さんありがとうございます。レジェンド読み終わり、白光にいきました。これから夜中、読破します。頭がキリキリしてきましたがドップリ漬かります!
未刊行長編『悲体』が3月下旬に幻戯書房から出るらしい
白蘭って元々は舞台作品だったみたいだけどその時の台本や戯曲ってどこかで手に入れることできないかな…
うーん……
短編集も長編も好きで読んでる方だと思うけど、なぜに戻り川心中が傑作と呼ばれるか分からない。話に入り込んでいけないせいか驚く場所も分からん。何故だろう
再読して○○○○の人でなしっぷりがジワジワきたな>戻り川心中
戻り川心中は人でなし度もさることながら構成力が花葬の中でも群を抜いてる
なんだろう…上手く言えないが、あのオチは「もしかしたら詩人とか作家って
そういうものなのかも…」と読者に思わせるようなところがポイントかなと
でもって、我々読者も作家の人生を知る事で作品を見る目が左右されてるかも…って
身にもつまされる
ただ、言われてみればそういうものかもって思っても、読むまでは考えもしなかった
そこが凄いんだと思う
連城さんの短編って衝撃的なオチばかりだが、こういう風に思わせるものは
そう多いわけじゃないから傑作って言われてるんじゃないかと
それと戻り川にわりと近い設定とオチだと思うのは
「花虐の賦」だと思うんだが、戻り川ほどは衝撃受けなかったな
戻り川を読んだ後だからっていうのもあると思うが、
真相が反転してゆく構成が戻り川の方が巧みだったからかな
>>140
ありがとう。自分が読める力が足りないと思い、断捨離する中でも手元に置き続けてるので、今年再読する 戻り川心中の短編の中では藤の香が一番すぎだなあ
というか連城短編の中で一番かもしれない
世間では桔梗の宿の方が人気あるかもしれないけど
花葬シリーズの作品人気は戻り川と桔梗がツートップで桐の柩と花緋文字がそれに次ぎ、
残りがその下で団子っていう印象(知名度が圧倒的に低い自画像は別として)
藤の香は最初から最後までビシッと無駄がない感じで俺も好き
花緋文字の犯人の外道度は連城作品ナンバー1だと思う
あれに比べれば戻り川や花虐の犯人?なんて小物
>>142
藤の香いいよねぇ
ラスト近辺の文章がとても好きだ
>>144
まさに外道!!って感じの犯人で衝撃度では一番だったかな。 花緋文字の犯人が漫☆画太郎の描いたキャラ絵で
高笑いしてるのをイメージしてしまったではないか
>>145
藤の香のラストの文章が良さ、ほんと同意するなあ
あの関西の言葉の語りでね、終わりあたりに書かれている私は、結局〜〜は私のものでなく隣県で十余年を患った亭主のものだったのと知ったのでごさいます、というこの一文がとっても好きだ
花緋文字は、個人的には、種明かしの語りの中に明かされる三津の死に際の美しさ情緒深さがなにより、と感じてしまうかな
ただのパズルだったなら余分なあの描写があることが、なによりミステリとしてのを含めて、この小説の出来映えをぐっと引き立てているように思うんだよね
だから戻り川心中より自分は花緋文字方が好きかなあ 花緋文字ってやっぱりクイーンの緋文字と同じくホーソーンの緋文字が元ネタなのかね
http://genkishobo.exblog.jp/26467929/
>連城三紀彦 悲体(ひたい)
>ISBN978-4-86488-143-2 C0093 ¥2200E 四六判上製 272頁
>3月下旬刊
>ミステリと私小説的メタフィクションを融合させた、著者晩年の問題作にして最大の実験長篇。没5年初の書籍化。
>40年前に消えた母を探し韓国へやってきた男の物語は、次第に、それを書きつつある作者自身の記憶と混じり合う――戦後日韓関係に翻弄された男女をめぐる物語。「すばる」2003〜04年連載を初単行本化。
>※悲体:観音経の「悲体戒雷震」より。観音菩薩が人々の苦しみを救おうという強い自戒の様。 花葬シリーズ&それにまつわるエッセイを一巻にまとめて
、「愛蔵版 花葬」をだしてくれる出版社ないかな。
短編が多い作家はこういうのがあるとありがたいよなあ
六花の印+花葬シリーズ全9作+能師の妻の花葬シリーズ全集とかだったら迷わず買うわ
もう1冊が「敗北への凱旋」と「落日の門」の合本だったら言うことなし
火葬シリーズは高くてもいいからしっかりした装丁で完全版的なの出版して欲しい
落日の門が文庫化してないのはマジで何とかしてほしい
あれ、中期のトリック主体の短編集では最高峰だと思うんだが
創元メルマガ6月の近刊案内より
◇『六花の印 連城三紀彦傑作集1』連城三紀彦/松浦正人編
大胆な仕掛けと叙情あふれる筆致を融合させ、ふたつとない作家性を確立した連城三紀彦。
三十年以上に亘る作家人生のなかで紡がれた作品群を選り抜いて全二巻に纏める。
第一巻は、デビューから『恋文』の第91回直木賞受賞前後まで、伏線の妙やどんでん返しが冴え渡る名品・佳品を中心に収める。
著者の知られざる一面を垣間見せるエッセイも併録して、近年再評価の進む巨匠の全貌が把握できる充実の傑作集。
>>166
知らせてくれてありがとう。無事買えました 小樽文学館の展示面白かったね
先生ご愛用のフロッピーとか色鉛筆とか
非体読んだ人いますか?
相当難解な作品ということで買うのをためらっているんだけど
白光と鼠たちは最高だったけど、私という名の〜が自分の理解力の乏しさで前半で読むのやめちゃった(泣)
創元の傑作集、2冊目の仮題が「落日の門」と帯にあった
創元の短編集欲しいけど光文社の短編集全部とレジェンド持ってるから内容被りが心配だなあ
一作でも被ってなけりゃあ買うんだけど
売れたら三冊目として『運命の八分休符』を文庫化したいみたいよ。(担当編集のツイート)
>>173
創元の傑作集の収録作は
「六花の印」「菊の塵」「桔梗の宿」「桐の柩」「能師の妻」「ベイ・シティに死す」「黒髪」
「花虐の賦」「紙の鳥は青ざめて」「紅き唇」「恋文」「裏町」「青葉」「敷居ぎわ」「俺ンちの兎クン」
の15編 今光文社から出てる短編集およびレジェンドと被ってるのは4つだけかな >>175
詳しくありがとうございます。絶対に買います 紫の傷は5作中2作がレジェンドに採られちゃったからなあ
創元の傑作集の2巻に「落書きの家」あたり入るかな
そこまで多作だったわけでもないのに
掘っても掘っても埋もれた佳作が次々湧いてくるのが凄いな
遅ればせながら「悲体」読みました
文学色、実験色の濃い作品かと身構えてましたが、終盤は連城マジックの釣瓶打ちでした
没後に刊行された長編の中では小粒ながらすっきり纏まってて、個人的には傑作だと思います
「隠れ菊」、通算三度目のドラマ化
10月期スタート、テレビ朝日土曜ナイトドラマ
「あなたには渡さない」
う〜ん、タイトルは変えないで欲しかった・・・w
あれなんかBSでしばらく前にやったばっかりじゃないの隠れ菊
96年 フジテレビ 「ゆずれない夜」 賀来千香子 工藤静香
16年 NHK-BS 「隠れ菊」 観月ありさ 緒川たまき
18年 テレビ朝日 「あなたには渡さない」 木村佳乃 水野美紀
水野美紀・・・「奪い愛、冬」みたいなネタドラマにならないことを祈るばかりだw
へぇ連城三紀彦さん原作のドラマか
「飾り火」以来かも
楽しみ
いやそれは知ってる
なのでいよいよ具体的に迫ってみようと思って
どのページのどういう文章に興奮して陰茎をしごいてるのかって
創元の傑作集2がでるね
落日の門全編収録とはやってくれるわ
隠れ菊のドラマ化番宣見てると色々楽しそうではあるなw
>>194
すごく安っぽい感じで嫌な予感しかしないんだけど… >>195
そういうのを含めて『色々』なんだと思うよ 見た!
思いのほか原作に忠実な感じ
ネタドラマとしてはちょっと中途半端かな
ガルちゃんの実況トピでは概ね好評な模様w
岡田結実、主演ドラマ『私のおじさん』で妖精役・遠藤憲一と共演
創元の1巻、エッセイと一部の小説以外は読んだことがあったんで買うのを渋ったんだが編者の解説がかなり秀逸で解説だけで600円の価値はある
特殊な炭素素材で水を水素と酸素に分解 ゼビオHDのグループ企業、クロステクノロジーラボが開発
《超悪質!盗聴盗撮・つきまとい嫌がらせ犯罪首謀者の実名と住所/死ねっ!! 悪魔井口・千明っ!!》
【要注意!! 盗聴盗撮・つきまとい嫌がらせ犯罪工作員】
◎井口・千明(東京都葛飾区青戸6−23−16)
※盗聴盗撮・嫌がらせつきまとい犯罪者のリーダー的存在/犯罪組織の一員で様々な犯罪行為に手を染めている
低学歴で醜いほどの学歴コンプレックスの塊/超変態で食糞愛好家である/醜悪で不気味な顔つきが特徴的である
【超悪質!盗聴盗撮・嫌がらせつきまとい犯罪者の実名と住所/井口・千明の子分たち】
@宇野壽倫(東京都葛飾区青戸6−23−21ハイツニュー青戸202)
※色黒で醜く太っている醜悪黒豚宇野壽倫/低学歴で人間性が醜いだけでなく今後の人生でもう二度と女とセックスをすることができないほど容姿が醜悪である
宇野壽倫は過去に生活保護を不正に受給していた犯罪者です/どんどん警察や役所に通報・密告してやってください
A色川高志(東京都葛飾区青戸6−23−21ハイツニュー青戸103)
※色川高志は現在まさに、生活保護を不正に受給している犯罪者です/どんどん警察や役所に通報・密告してやってください
【通報先】
◎葛飾区福祉事務所(西生活課)
〒124−8555
東京都葛飾区立石5−13−1
рO3−3695−1111
B清水(東京都葛飾区青戸6−23−19)
※低学歴脱糞老女:清水婆婆 ☆☆低学歴脱糞老女・清水婆婆は高学歴家系を一方的に憎悪している☆☆
清水婆婆はコンプレックスの塊でとにかく底意地が悪い/醜悪な形相で嫌がらせを楽しんでいるまさに悪魔のような老婆である
C高添・沼田(東京都葛飾区青戸6−26−6)
※犯罪首謀者井口・千明の子分/いつも逆らえずに言いなりになっている金魚のフン/親子孫一族そろって低能
D高橋(東京都葛飾区青戸6−23−23)
E長木義明(東京都葛飾区青戸6−23−20)
F若林豆腐店店主(東京都葛飾区青戸2−9−14)
G肉の津南青戸店店主(東京都葛飾区青戸6−35ー2
>>170
俺も「私という名の〜」少し読んで疲れそうだと思いやめた(笑)この人は短編向きだね。 連城の長編は基本短編のアイディアを詰め込みまくったもんだしけっこう疲れるよね 特に流れ星と遊んだ頃
それよりも一点豪華主義的な造花の蜜や終章からの女なんかが長編では好み
普通は作家が短編のネタを長編にする時って、登場人物に肉付けするとか、
エピソードを増やすとか延ばすとか、そういう方向に行くのに、
連城さんは、とにかくどんでん返しの数を増やすんだよな
短編だと「こう思わせておいて、実はこうだった…と思わせておいて、さらにこうでした」と
二段ひねりぐらいなのが(その時点で短編のレベルじゃないが)、長編ではそれを
四つも五つも入れてくる感じ
でもその気になれば一つ目か二つ目のどんでん返しで終わらせる事が出来るんだよなw
後はひたすら読者を驚かす為のサービスというか
>>210
終章からの女は読んでないけど、造花の蜜も一点に集中というより、
何度もひっくり返すタイプだと思うよ
ラストのどんでん返しがこれまでとタイプが違うけど、あれがなくても
それ以前のどんでん返しで普通に終われるって点で、他の長編と同じ 私という名の変奏曲は面白いから、把握出来ない人はメモ取りながらでも読んだ方が良いけどなぁ
文章が上手いから許されてる(読者が付いてくる)感もあるなあ
>>211
何度もひっくり返すってエピローグのあれ含めても2発じゃん
しかも重点は明らかにその前の誘拐事件の真実一点だほ 失礼
今度の日曜スカパーのTBSチャンネルで「弓代と規子」てのやるよ。ちなみに無料。
原作未読だけどおもろい?
新・恋愛小説館に所収の「落葉樹」ですね
ミステリーではなく恋愛ものです
連城さんらしいオチのある作品だけど、やや凡庸かな・・・?
だいぶ前にNHKの深夜番組で平野啓子が落葉樹を朗読してたな
「 私という名の変奏曲」は、代名詞が多いのと、同じ名称の章が連続して混乱するのは否定できない。けれども、メモを取りながら、時間かけてでも読みたいと、考え直した。
どんでん返しとかひねりすぎてやっぱり向いていなかった
TBS「爆報!THEフライデー」で
ドラマ「誘惑」(原作「飾り火」)に出演した紺野美沙子が、悪女役で大バッシング!
って話をやってますよσ^_^;
8月の新刊 1 連城三紀彦の埋もれていた長篇 初の書籍化
連城三紀彦 初めての書籍化長篇
虹のような黒
ISBN978-4-86488-175-3 C0093 ¥3000E 四六判上製 384頁
2019年8月下旬刊
誰もが彼女を狙っている――。
大学祭の当日、英文学ゼミの教室で発生した陵辱事件。ばらまかれる怪文書、謎の猥褻画、五転六転する議論の応酬。いったい、あの「密室」で何が起こったのか?
連城三紀彦“最後の未刊長篇”を初書籍化。さらに、連載時(「週刊大衆」2002〜2003年。全36回)に著者が毎回描き下ろした自筆挿画(全72点)を完全収録。本文と連動した挿画による著者ならではの企みに満ちた「仕掛け」にも注目の、ファン必携の愛蔵本。
https://genkishobo.exblog.jp/27698476/ おお、これで全てのピースが揃ったか
いやまだ未収録作だけで短編集も2〜3冊は編めるんだっけか
晩年近くの作品はミステリとしての体を欠いている印象
単行本だと手が出しにくいなあ
亡くなった後に出たものは、これから加筆修正しようとしていたか
封印するつもりの作品だったんだから、そこはしょうがないというか
遺族の了承は得てるんだろうけど故人作家としてはどういう思いなんだろう
そういうの
生涯独身だった故人の作品の印税ってどこにゆくんだろう
兄弟とか?
没後の作品って推敲が行き届いていたら名作になり得ただろうなあって感じの佳作凡作よな
>>152>>160 既刊の『花葬』シリーズを
「菖蒲の舟―戻り川心中」
「桜の舞―能師の妻」
「椿の願(がん)―花緋文字」
「萩の条(すじ)―夕萩心中」
「朝顔の筆―夜の自画像」
復題・改題して全10編。 「流れ星と遊んだころ」の最後の段落ってどっちの視点ですか?
東京創元社「敗北の凱旋」刊行。
4月15日 双葉文庫「暗色コメディ」刊行。
>>240
サンキュー。
「敗北への凱旋」
買ってきた。 全然話題にならないけど「美女」収録の「夜の右側」が原作の
佐藤浩市と宮沢りえ主演の「うつつ」って映画観た人いる?
連城さん原作の映画ではたぶん最新作?なのに、
一番無名な気がする
他にも大杉漣 天海祐希、大塚寧々、小西真奈美も出ていて
結構な出演者をそろえてるのにな
長年ミステリーを読んでいるが
私という名の変奏曲より記憶に残る被害者はいないな
レイ子、現実にいたらどんな感じだったんだろう
伊坂幸太郎さんに最も影響を与えた作家が、島田荘司氏と連城三紀彦氏であることはよく知られている。
伊坂さんの『ラッシュライフ』が『暗色コメディ』のようなものを書きたい、ということから生まれた小説であるというエピソードを聞いた伊坂さんの担当編集者が
(担当編集者は『暗色コメディ』を幻影城版で読んで衝撃を受けた連城ファン)連城作品の面白さをもっと多くの読者に届けたいと強く願い、
この企画が生まれた。伝説の本格ミステリをご堪能ください。
暗色コメディ
人間動物園
流れ星と遊んだころ
暗色コメディは文春文庫以来の復刊だからいいけど
他の二冊は自社の重版だものな
黄昏のベルリンとか電子ではでてるけど
双葉社から出た連城作品だと紫の傷を再販してもらいたい
>>242
>「うつつ」
ブライアン・デ・パルマみたいなのを作ろうとしてセンスや技術が全然及ばなかったけど普通のB級映画としては悪くない作品ができたという感じ
演出は凡庸だしシナリオもやや雑な所が目につくけどキャストの好演でカバーされてるから退屈はしないしラストも良い
劇場映画とは思わずに90年代の土曜ワイド劇場の再放送と思えば余裕で楽しめる 私のおじさんってエロすぎない?
思わず抜いてしまったわ・・・
>>171>>190 『落日の門』は単独で出した方がよかったな
格好の季節商品になっただろうに 絶版状態だった傑作が各社から続々と復刊されてきているな
この調子で全著作の復刊を望む
恋文が名作過ぎてビビったけど他に同じような作品ないんだよな
もうひとつの恋文はだいぶ出来が落ちるし
ヤフオクで、恋文のサイン入りが出ていて、4万超えで落札された。
解説は全作ガイドの人か
色々言われてるけどこういう人がいないと忘れられていくんだからありがたい存在だよ
夜よ鼠たちのためには電子化しないのかな
宝島が復刊したせいでかえって遅れてるのか